上田地域の歴史をたずねる
ゆっくりと流れる時間を感じながら、いにしえの人々の技による建物の数々を巡ってみてはいかがでしょうか。
地区 | 施設名・内容 | 連絡先・所在地 |
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上田市別所温泉 | 安楽寺 信州の鎌倉として有名な塩田平の奥、別所温泉にある曹洞宗の寺院。文化財として、国宝では『八角三重塔』があり、重要文化財では『木造惟仙和尚坐像』『木造恵仁和尚坐像』があります。八角三重塔は日本に現存する唯一の八角塔であるとともに、全体が禅宗様で造られた仏塔としても稀有の存在です。 安楽寺経蔵・八角輪蔵 |
【所在地】上田市別所温泉2361 【拝観料】大人300円、小人100円(団体割引あり) 【問合せ】0268-38-2062 |
上田市別所温泉 | ![]() 日本で唯一の八角の塔。中国宋時代の建築様式で、長野県で初めて国宝に指定された建造物です。一見、四重塔に見えますが、一番下の屋根は裳階(もこし)と呼ばれ、「ひさし」にあたるものがついていることから、三重塔と言われています。 ![]() ![]() |
【所在地】上田市別所温泉2361 【拝観時間】8時~17時(11月~2月は16時まで) 【拝観料】大人300円、小人100円(団体割引あり) 【問合せ】0268-38-2062(安楽寺) |
青木村当郷 | ![]() 大法寺三重塔は、鎌倉末期の建立で「見返りの塔」という名で親しまれています。この名は、塔の姿があまりにも美しいので、思わずふり返るほどであるという意から、つけられたといわれています。 ![]() |
【所在地】青木村当郷 【拝観時間】9時~16時30分 【拝観料】大人200円、小中学生100円 【問合せ】0268-49-2256(大法寺) |
上田市国分 | 信濃国分寺 奈良時代、上田の地に建立された信濃国分寺。承平の乱で焼失したといわれていますが、室町時代に今の場所へ再建されました。 |
【所在地】長野県上田市大字国分1125 【問合せ】0268-24-1388 |
上田市国分 | ![]() 本堂は近世の堂としては東信地方最大で、向拝の彫刻にみられる鋭い彫りや虹梁の複雑な絵様などに江戸時代末期の特徴がよくあらわれています。 |
【所在地】長野県上田市大字国分1125 【問合せ】0268-24-1388 |
上田市国分 | ![]() 信濃国分寺跡史跡公園内に昭和55年7月1日に開館。昭和38年から昭和46年にかけて大規模な発掘調査が行われ、全国に先がけて僧寺跡と尼寺跡の全容が明らかにされた。国分寺跡に関係した資料を中心に原始から平安時代までの考古資料をはじめ模型や写真パネルなどを多く展示している。 |
【観覧料】一般個人250円、高校生以上の学生180円、 小・中学生60円(それぞれ団体割引あり) 【所在地】長野県上田市大字国分 1125番地 【問合せ】0268-27-8706 |
上田市国分 | ![]() 天台宗のお寺で、室町時代に建立され、上田盆地にある四つの塔(信濃国分寺、安楽寺、前山寺、大法寺)のうち最大の三重の塔です。1月7、8日の八日堂縁日には毎年大勢の人々で賑わい、だるまや蘇民将来符を買い求めます。 ![]() |
【所在地】上田市国分1049 【拝観料】無料 【問合せ】0268-24-1388(信濃国分寺) |
上田市前山 | ![]() 「未完成の完成塔」と呼ばれる美しい三重の塔があるこの寺は、平安時代に弘法大師が開き、塩田北条氏の祈祷所にもなりました。前山寺並木道立派な黒門の後には、大きなマツやケヤキの巨木の参道並木があります(前山寺参道並木)。くるみおはぎが有名です(要予約)。 ![]() |
【所在地】上田市前山300 【拝観時間】9時~16時 【拝観料】大人200円、高校生100円、小中学生50円 【問合せ】0268-38-2855(前山寺) |
上田市二の丸 | 上田城櫓(南・北・西) 県宝の建造物として、昭和34年11月9日に指定されました。上田城は、甲斐武田氏の旧臣である真田昌幸により、1583年(天正11年)に築城された平城でありますが、江戸時代には上田藩の藩庁が置かれ、真田氏が信濃国松代へ転封された後は、仙石氏が入城し、破却された上田城を現在のような姿に再建しました。上田市街地から近く、上田城跡公園内にあり、毎年花見の季節になると、多くの市民や観光客で賑わいます。また、敷地内には市営球場、市民会館、市立博物館などが置かれています。 ![]() ![]() ![]() (関連)上田城跡 |
【所在地】上田市二の丸 【問合せ】0268-22-4100(上田市役所観光課) |
上田市前山 | ![]() 国重要文化財建造物に指定。約八百年前に建てられ、信州最古の木造建築となっています。また、長野県ばかりでなく、中部日本(中部地方・関東地方)を通じて最も古いと言われるお堂が、仏(薬師如来像)と一緒に残っていることも非常に珍しいです。 |
【所在地】上田市前山1721番地 【時間】9:00~16:00【休日】年中無休 【入山料】一般200円(団体20名以上150円)、高校生以下50円 【問合せ】0268-38-4538 |
上田市別所温泉 | ![]() 別所温泉・北向観音の本坊。鎌倉時代には天文数学の道場として栄えました。境内には国の重要文化財に指定されている石造多宝塔と、平維茂の塚があります。 常楽寺本堂 |
【所在地】上田市別所温泉2347番地 【入山料】100円 【問合せ】0268-37-1234 |
上田市別所温泉 | ![]() 常楽寺に古くから秘蔵されている瓦や仏像、絵画など数多くの名作品が展示されています。 |
【所在地】上田市別所温泉2347番地 【開館時間】9:00~17:00 【休館日】無休 【料金】500円 【問合せ】0268-38-2040 |
上田市別所温泉 | ![]() 厄除観音として昔から信仰を集め、長野市善光寺と向かい合うように本堂が北を向いている事から北向観音と呼ばれるようになりました。善光寺と合せてお参りするとさらにご利益があるといわれています。二年参りや節分には多くの善男善女で賑わいます。境内には「愛染かつら」の大樹や多くの歌碑があります。 |
【所在地】 上田市別所温泉1656番地 【問合せ】0268-38-2023 |
上田市下之郷 | ![]() 生島神、足島神の二神。ご神体は大地です。武田信玄の“戦勝願状と社領安堵状”や真田昌幸をはじめとした願文・朱印状十一通と、部下の武将たちに忠誠を誓った“起請文”八十三通、計九十四通の古文書が残されており、国の重要文化財に指定されています。 (関連) 生島足島神社本殿内殿 生島足島神社歌舞伎舞台 生島足島神社摂社諏訪社本殿及び門 |
【所在地】上田市下之郷中池西701 【問合せ】0268-38-2755 |
上田市前山 | ![]() 塩田北条氏の菩提寺。格式ある黒門と樹齢600年のケヤキが見事です。鐘楼の棟には北条氏の紋である寺紋「三ツ鱗」が飾られています。3月から11月の間、予約をすると精進料理の山菜膳を味わう事もできます。 |
【所在地】 上田市前山553番地 【問合せ】0268-38-2561 |
上田市古安曽 | ![]() 第二次世界大戦中、志半ばで戦死した画学生たちの遺作やイーゼルなどの愛用品を展示しています。 |
【所在地】上田市古安曽3462番地 【開館時間】9:00~17:00 【休館日】火曜日(祝日の場合は開館、翌日休館) 【料金】 ●「無言館」、「無言館第二展示館」共通券 一般1,000円・高大生800円・小中学生100円 ※鑑賞後、出口での支払い |
上田市前山 | ![]() 塩田平の南方にそびえる独鈷山の一支脈である弘法山の北山麓にあり、塩田平を一望できる位置にあります。鎌倉時代に北条義政が鎌倉から塩田の地に入ったときに居城として築いたといわれています。現在は塩田城跡の石碑が建ち、周囲はあじさい小道として整備されています。 |
【所在地】上田市前山 【問合せ】0268-22-4100(上田市役所観光課) |
上田市城山 | ![]() 県の史跡に指定されている山城。城跡からは上田市街と真田の町並みが一望できます。この地方に勢力を張っていた村上義清の重要な拠点であり、武田信玄が2度目の敗北を喫した「砥石崩れ」の舞台です。 |
【所在地】上田市城山 【問合せ】0268-22-4100(上田市役所観光課) |
上田市真田町長 | ![]() 真田幸隆が開山した真田氏の菩提寺。境内には幸隆夫妻と昌幸の墓があります。六文銭が刻まれた石門や、これを覆うように咲くシダレザクラも見どころです。 |
【所在地】上田市真田町長4646 【問合せ】 TEL:0268-72-2200(真田地域自治センター) |
上田市真田町長 | ![]() 創建は室町期で、その後真田昌幸が長兄信綱の位牌所としました。真田信綱夫妻の墓があります。 (参考)真田幸村 |
【所在地】上田市真田町長8100 【問合せ】0268-72-2200(真田地域自治センター) |
上田市真田町本原 | ![]() 真田氏が上田城を築城する以前の居館跡で、地元では「お屋敷」と呼ばれ親しまれています。現在は「御屋敷公園」として整備され、ツツジの名所として知られています。隣接する真田氏歴史館では真田氏ゆかりの資料を見ることができます。 |
【所在地】 上田市真田町本原2962番地1 【問合せ】0268-72-2200(真田地域自治センター) |
上田市真田町長 | ![]() 盆地状になった真田の里のほぼ中央にある小高い山で、自然の地形を巧みに利用した山城です。規模も大きく、幸隆時代の山城として重要でした。急峻な斜面に作った段郭や、水を引いてきた堰跡等を見ると真田氏の優れた築城技術がうかがえます。 |
【所在地】 上田市真田町長 【問合せ】0268-72-2200(真田地域自治センター) |
上田市柳町 | ![]() 今なお北国街道の面影を残している柳町。市内でもっとも多く格子造の残る家並みの町。軒看板や酒の匂いの漂う酒蔵、小さな雀踊りは江戸時代そのままです。柳町の通りは江戸時代から明治時代の面影をそのまま残していることから、映画の舞台として数々の名作のロケ地になっています。 ![]() |
【所在地】上田市柳 【所在地】長野県上田市二の丸 【問合せ】0268-22-4100(上田市役所観光課) |
東御市本海野 | ![]() この街道は中山道と北陸道を結ぶ重要な街道であって、佐渡で採れた金の輸送や、北陸諸大名の参勤交代の道であり、江戸との交通もすこぶる盛んで、善光寺への参詣客も多く通行しました。また、歴史的町並が残る場所として、昭和61年(1986)建設省より「 日本の道百選(37番目)」に選ばれ、続いて昭和62年(1987)には文部省より「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されています。毎年11月23日には海野宿ふれあい祭りが開催されます。 ![]() |
【所在地】東御市本海野 【問合せ】東御市観光協会 0268-62-1111 |
東御市本海野 | ![]() 江戸時代に建てられた旅籠屋づくりの建物で、中には奈良時代の海野郷の起りに関するものや、東信随一の豪族・海野氏にまつわる資料、海野宿に関するもの、養蚕に関するものが展示・公開されています。 |
【所在地】東御市本海野 【開館時間】9時~16時 【料金】一般:個人200円、団体(20名以上)150円 児童・生徒:個人100円、団体50円 【休館日】年末年始 【問合せ】海野宿資料館 0268-64-1000 |
上田市鹿教湯温泉 | ![]() 46段の石段を登り、夫婦杉の間を通り抜けると文殊堂へ。中でも天井に描かれた龍が見事です。毎年、年末から2月にかけて、石段に200個ほどの氷灯篭を並べる「氷灯ろう夢祈願」が行なわれます。 ![]() |
【所在地】上田市鹿教湯温泉1368 【拝観料】無料 【問合せ】鹿教湯温泉旅館組合 0268-44-2331 |
長和町和田 | ![]() 江戸時代には江戸と京都を結ぶ中山道の重要な宿場町として栄えた和田宿は、今も当時の姿を色濃く残し、中山道全線が国の史跡として指定されています。 ![]() |
【所在地】長和町和田 【問合せ】長和町教育委員会 0268-41-6123 |
上田市下武石 | ![]() 妙見寺は東西南北にあった日本四鳴龍(東は日光山、西は京都相国寺、北は青森龍泉寺(消失))の南鳴龍。 画家秀山信尹の筆で、十畳分の大きさで上下龍ニ頭が画かれ、その龍頭の下で拍手を打つと見事な龍鳴を聞くことができます。 |
【所在地】上田市下武石654-2 【問合せ】妙見寺 0268-85-2102 |
上田市 | ![]() 本館は、この地方のかつての主要産業であった養蚕・蚕種業の象徴、蚕室造りをかたどって設計されたもので、上田地方の中世以降の歴史を通観できる歴史・民俗資料および自然資料を収蔵・展示しています。特色ある収蔵品としては、歴代上田城主の甲冑ほかの上田藩関係資料、織田信長所用革胴服(重要文化財)、染屋焼コレクション(重要民俗文化財)、正保の信濃国絵図(長野県宝)、養蚕資料、古文書類などがあります。なお、原始・古代にかかわる考古資料は、信濃国分寺資料館で収蔵・展示しています。 |
【所在地】上田市二の丸3番3号(上田城跡公園内) 【入館料】一般個人250円、高校生以上の学生180円、小・中学生60円(団体割引あり) 【問合せ】0268-22-1274 |
上田市中央 | ![]() 常設展・・・上田市にゆかりの深い洋画家山本鼎、彫刻家石井鶴三、上田市出身の写真家ハリー・K・シゲタの作品を常時展示しています。 その他施設として、企画展示室、市民アトリエ・ギャラリー、子どもアトリエなど。 |
【所在地】上田市天神3-15-15 【開館時間】9時~17時(入館は16時30分まで) 【入館料】一般個人300円、高校生以上の学生200円、小・中学生100円 ※団体割引あり 【休館日】火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始 【問合せ】0268-27-2000 |
上田市中央 | ![]() 池波正太郎コーナーでは、池波氏の書斎の様子や遺愛品、書簡、自筆画等を紹介しています。また鬼平犯科帳、剣客商売、仕掛人藤枝梅安の三大シリーズをはじめ、代表的作品を紹介しています。 |
【所在地】上田市中央3-7-3 【開館時間】10時~18時(入館は17時30分まで) 【料金】一般300円、高・大学生200円 小・中学生100円 ※団体割引あり 【休館日】水曜日(水曜日が祝日の場合は開館) 祝日の翌日・年末年始 ※4月、5月、8月~11月は無休です。 【問合せ】0268-28-7100 |
上田市東内 | ![]() 1階の第1展示室は、出土遺物を中心として依田窪地方の歴史を展示し、2階の第2展示室は、丸子の近代機械製糸業の盛衰を紹介する展示をしています。 |
【所在地】上田市東内2564-1 【開館時間】9時~17時(入館は16時30分まで) 【料金】大人(高校生以上)100円、中学生以下無料 ※団体割引あり 【休館日】月曜日、祝日の翌日、年末年始 【問合せ】0268-42-2158 |
上田市真田町 | ![]() 真田氏に関する古文書、武具等を収集した資料館で、館内は真田氏の活躍した時代が理解できるよう、時代の流れに沿って展示をしてあります。 |
【所在地】上田市真田町本原2984-1 【開館時間】9時~16時 【料金】大人200円、児童・生徒100円 ※団体割引あり 【休館日】火曜日(火曜日が祝祭日の場合は翌日) 【問合せ】0268-72-4344 |
上田市下武石 | ![]() 灯火の変遷と灯火の工夫をテーマに灯火器具を中心に関連する版画や図書などが燃料別、用途別に展示しています。暮らしとともしび、祭りと火をテーマにした映像も見ることができます。「舞いぎり」と「火打ち」の2種類の火おこし体験ができます。 |
【所在地】上田市下武石1902 【開館時間】9時~16時(夏季は午後17時) 【料金】一般400円、小・中学生200円 【休館日】月曜日、祝日の翌日、年末年始 【問合せ】0268-85-2474 |
東御市八重原 | ![]() 明治を代表する天才洋画家青木繁のほか、"絵は絵自体の魅力こそすべて"をモットーに、菅野圭介をはじめとする近代美術史上、忘却されている秀でた作家の調査研究、再顕彰と企画展を開催しています。 |
【所在地】東御市八重原935-1芸術むら公園内 【開館時間】9時30分~17時 【料金】一般600円、小・中学生300円 ※企画展は別料金。団体割引料金あり 【休館日】月曜日(月曜日が祝祭日の場合、翌火曜日)、 祝日の翌日、展示替え期間 【問合せ】0268-61-6161 |
長和町大門 | ![]() 黒曜石体験ミュージアムは、地域の埋蔵文化財センターとして、その調査内容を紹介し、石器時代のロマンや、祖先の知恵と技を楽しく体験する施設です。黒曜石の点産地としての3万年にわたる歴史をふりかえります。 |
【所在地】長和町大門3670-3 【開館時間】9時~17時(体験は16時まで) 【料金】大人300円、子供100円 体験料600円 ※団体割引あり 【休館日】月曜日、年末年始(月曜日が祝祭日の場合は翌日) ※体験学習石器づくり等18コース。団体のみ要予約 【問合せ】0268-41-8050 |
青木村当郷 | ![]() 国宝大法寺三重塔のほとりにあり、館内は小山敬三の油絵「ばら」(10号)、丸山晩霞、桜田晴義、伊藤深水、中村直人、瀬川康夫をはじめたくさんの美術品があります。 |
【所在地】青木村当郷2051-1 【開館時間】9時~16時30分 |
青木村田沢 | ![]() 信州昆虫資料館には県内に生息するチョウ、ハチ、クワガタなどの昆虫標本が約3万点ずらりとならんでいます。 2003年、青木村診療所の医師、小川原辰雄先生が自身のコレクションを集め開設した昆虫資料館で、2016年4月から館内の標本や書籍などを青木村に寄贈していただき、村運営で営業。小川原先生が集めた貴重な資料なども数多くあり、昆虫ファンには必見です。 |
【営業期間】4月中旬~11月下旬 【開館時間】10:00~17:00 【休館日】火曜日 【料金】高校生以上300円(中学生以下無料) |